Be social !
facebook、twitter、LINEで情報を収集し、シェアすることはもはや普通だ。2011年にザッカーバーグが「重要になる指標は人々が得た価値の量、費やした時間、アプリの数、動かした経済」、「共有される情報量は倍々で成長する」「我々は指数関数カーブの屈曲部にいる」と言っていたがそうなったのではと思う。
製品はコモディティ化し、いつでもネットで価格比較が可能になり、一方的なプロモーションよりも、知人の意見を重要視する現在、求められているのは、「本物の製品」と「消費者の心に突き刺さるような体験」が必要になると思う。
本質回帰だと思う。
1) 不誠実さを隠すことはできず、透明性が最重要視される
└ 拡散する情報。マックの異物混入、ペプシのCPN、九州電力やらせメール
2) 押し売りではなく、共感がパワーとなる
└ P&Gの「あなたにエールを。プロジェクト」モートンズ・ステーキハウス。
3) 生活者が企業のバリューチェーンに参加する
└ ビタミンウォーター、良品計画、スターバックス、バーバーリー
4) 心ある社員の対応がバズを産む
エンタメは特に論理でなく感情で動くことが多いと思う。いかに感情をエンパワーメントできるか。リッツカールトンやディズニー、ザッポスのような、長期的な顧客の信用を得る「アドボカシー」が重要になる。
企業と顧客の間にあった情報の非対称性は限りなくなくなってきており、今や顧客は分析対象ではなく、一人一人が心を持ち、終わりなき旅を共にする、大切なパートナーになった。
すがすがしいフラットな世界だ。